日記 20171108-1115

20171108

最近、きっと恋をしている。

恋をしている、って、響きというか字面というかもうすでに素敵だ。

昨日、好きな人と目があったときにお茶目な顔をしてくれて、それだけでうれしくて、心がふわふわした。

恋なんて、猫も杓子も恋ばかり、と斜に構えていた時期もあったけれど、そんな時期も長かったけれど、素直に幸せになろうとするのは素敵なことだ。「人生は、たった一度の幻」透き通る綺麗な声が、私にささやく。

今日から日記をつけてみよう。ノートに書くのもいいけれど、こちらの方がモチベーションになったり、後から見返しやすい気もするので。便利な時代になったなあなんて、しみじみしながら。

「しみじみと、しっくりと」そういうのが好きだって、逃げ恥のみくりさんが言っていたな。私も好きだ。どんなに騒いでも泣いても、結局、しみじみと、しっくりと、させてくれる場所や人が恋しくなる。

陽だまりの様な人になって、縁側のような人と生きていきたい。しみじみ、しっくり。

今日は、勉強が追いついていないので、たくさん頑張るつもり。

最近、小倉青さんというとても美しく、考え方も紡ぐ文章も美しい人を見つけて、うれしくなった。いつだって、理想の人を見つけるのはうれしい。

人の子であることが信じられないような尊い美しさを持っている人。それでいて、その美しさを決して振りかざさないような美しい心の持ち主。

 

20171109

博愛主義者。クラスのある男の子が、誰にでも親しみやすく、話しかけて、明るい。

「博愛主義者なんだよね。気づかないうちに種をまいちゃってるみたい笑」

うん、彼は、びっくりするくらいの博愛主義者だ。彼の周りには、彼がまいた種から育ったたくさんの綺麗な花で、綺麗な景色なんだろうなあ。

今日、友達がスーツを着ていた。本当に本当に、かっこよくて、英語をしゃべる姿もカッコよくて、藤峰子顔負けの映画スターみたいだった。

憧れがこんなにも詰まっている女の子が身近にいるって幸せだ。

 

今日は、好きな人もちょっとフォーマルな格好をしていたな。かっこよかったな…

今日もう一回見られるといいなあ。

姉が、一緒にモンブランを食べに行きたいみたい。

夜は生協のトルティーヤを絶対食べるって決めている。前食べた時からずっと忘れられないから。楽しみだなあ。

 

171110

 今日は朝から吐いてしまった。でも吐いたらすっきりして、子猫が毛玉をはくみたいだ、なんて、可愛いたとえに満足する。

 昨日、好きな人がライブに行く予定だったみたいで、そのとき、デートって冗談言われて、スーツを着ていたから、ドレスコードがあるの?って聞き返したら、

「ライブだよ。だましてごめんね」っていわれてときめいてしまった。

なんだ、もう、何を言われたってときめいてしまうんだ。

けもの、っていう女性のライブらしくて、聞いてみて、って言われて、聞いてみて、なんだか心地いい声だったな。今も聞いている。MVの女の子も可愛い、とても。

こんなはかなくて透き通るような女の子が好きなのかな。なりたいなあ。

 今日は、心身をゆっくり休めたい。

 けど、勉強もちゃんと頑張りたい。早く受かりたいし、充実した中身のある合格にしたい。できるぞ、私なら。

 というかですね、こんなジャズみたいな大人な音楽が好きって、素敵すぎます…

  あ、昨日のトルティーヤおいしかった。友達と笑い転げながら食べてとてもよかった。せかちゅーの亜紀ちゃんが、「カニクリームコロッケがたべたいぞよ」って言って、朔が必死に手に入れるところすごく好き。

 

20171111

日にちの速さについていけてない。一か月に一回の矯正調整の日も、もうすぐだ。うれしい。どんどんきれいになって、はやく歯並びが整うといいな。

歯並びと肌と髪、スタイルと姿勢が整うとかなりしゃんとすると思う。楽しみだなあ、踏み切ってよかった。

好きな人に教えてもらった歌手の曲、とてもいい感じ。ジャズっぽくて、BGMにしてても適度に気にならなくて、雰囲気があの人にピッタリだなあ。落ち着いてて、ちょっと不思議で優しくて、おだやか。

赤毛のアンを読むと、生活とか人生とか、そういうさりげないものがいとおしく思えてくる。あの世界観に浸りたくて読んでいるな。言葉遣いも、古風で素敵。親友も、あのきれいな日本語や暮らしが好きと言っていて、うれしかった。

今日は会社法行政法民法、民訴法をしよう。

「悪口とか、そういう言葉は、人間を表面的には変えなくても、根っこを腐らせていくんだよ」って、登場人物が根っこの腐った植物を捨ててしまうところ、すごく良かった、鮮烈で。

 

20171112

恋、冷めちゃいそうかも。でも、楽しかったな。また自分に集中しよう。

今日は、大好きな大好きな平裕奈ちゃんの誕生日!

うれしいな、私にとって、たいちゃんは生まれながらのお姫さま。

自主ゼミは、やめて自分でやった方がいいのかもしれない。とても勉強にはなるけれど、自分に本当に必要なものを、限りある時間との中で調節していかなくてはならないし…。

あーあ、また好きな人ができるといいなあ。

なんか、今日は勝手に失恋した気分。

でも、たいちゃんの誕生日だからおいしいもの食べちゃおっかな。たいちゃんみたいに生き生き輝く女の子になれますように。

星の王子さま

 今日、初恋の人と仲良く隣に座って、好き同士で、たわいもないことをおしゃべりしている夢を見た。

 私にとって、初恋の人は星の王子さまで、星の王子様のまま終わってしまった初恋だった。

 彼は、本当に(客観的に見ても)星の王子様の様な可愛いのにきりっとした顔立ちで、どこか西洋の美少年を思わせるような雰囲気で、いつもにこにこしていた。それゆえ、決して学校の目立つ集団に属していたわけではないし、属そうともしなかったのに、同級生、先生含めに人気があったし、彼のことを嫌いな人はいなかったんじゃないだろうか。

 彼は傍から見ても無類の読書好きで、小さいころから、何はともあれ本にかぶりついていた私としても、それがさらに彼を魅力的にし、休み時間や放課後の空き教室で本を読んでいる彼を盗み見てはひそかに胸をときめかせていた。

 彼は人当たりがよく、無邪気で、人を引き付ける透明感のあるルックスで、本が大好きで、中高生という多感な時期にも、イケてるイケてないで人を判断しないような、私がほしい人間的魅力をぎゅっと凝縮させたような人だった。

 一回だけ、バレンタインの日に彼に小さなチョコを渡そうとしたことがある。しかし、私は、もうその年齢で、白百合の隣に雑草は似合わないと自覚していて、その自意識が、そのチョコを渡させなかった。結局自分で食べてしまった。

  だから私は今でも、白百合に近づきたくて、可愛く、綺麗になりたいと、少し高い化粧水を買ってみたり、姿勢を伸ばそうと時節思い出しては胸を張るのだろう。

 星の王子様を読むたび、あの子はどうしてるかなと思いをはせる。美しいまま終わってしまった思い出は、いつまでも自分の心に泉のように静かにあって、時々そこを訪れる。

 星の王子さまは、大人になった社会で、あのきれいな光を失わずにちゃんと生活しているんだろうな、と、妙な確信をもって思いをはせる。

すきなこと

 好きなことは、その人となりをあらわすとも言います。そこで、今回は好きなことについて自分なりに整理して、自己紹介代わりになったらいいな、と思います。

 ・美しい人、かわいい人(人格を含め)

 ・本、映画

 ・美容、健康関連

 ・栄養について考えること

 ・勉強

 ・散歩

 ・バイオリンを弾くこと

 ・田舎の自然

 ・秋

 ・好きな友達と話す時間

 ・文章を書くこと、文字を書くこと

 ・部屋を掃除片づけして、すっきりした瞬間

 ・歌を聴くこと、歌うこと

 ・ストレッチ

 ・美しい日本語

 ざっと考えただけで結構ありました。これから、もっともっと今の好きなことを深めていったり、増やしていきたいな。

 ちなみに、理想の女性像は(たくさんいますが)綾瀬はるかとエマワトソンです。エマワトソンの、「可愛らしさもありながら知性的なところ」、綾瀬はるかさんの「人に勘付かせない自然な気遣いや柔らかい明るさ」が本当に好きです。お二方に共通するのはきちんとした自分の芯があって、凛としているところの様な気がします。

 これからお二方を目指していろんなことに挑戦していきたいな。

姉の卒業旅行

 自分で旅行に行くのは、最高に楽しいが、私は近しい人が旅に出て文章や写真でその抑えきれない楽しさや熱気を伝えてくれることがとても楽しい。

 その人と自分が親しければ親しいほどに、体感型の旅行番組さながらなわくわくである。

 何より、とてつもなく楽しいはずの非日常の中で、自分を気にかけてくれたことが、共有せんとしてくれたことが、心を温かくさせる。

 姉が、親友とアジアに二週間、卒業旅行に行っているようで、アジアの熱気にあふれる写真がたくさん届いた。私も親友と卒業旅行に行ったが、体力もお金も少なく、国内の近場に落ち着いた。(それでも親友との二人旅は笑いありアクシデントあり、出会いありのそれはそれは楽しいものだった。)そんな私だから、アジアを二週間もまわると聞いたときは、ただただそのバイタリティーというか、行動力というか、思いっきりの良さに感心した。

 姉は、いつだってそうなのだ。私の信じている小さな世界を軽々と超えて、世界はこんなに広いと、その自由さで私に教えてくれる。

  楽しそうな食事風景や、街の様子、普通のパンフレットに載っているだけならば、ペラペラとめくってしまいそうな写真たちが、私を夢中にさせる。

 プラスチックのカラフルな椅子に、言葉は通じないのだろうがどことなく親近感のあるアジアの人々、体が芯から温まりそうなボリューム満点の現地料理。どれも東京にいては、本やテレビの映像としてしか知らなかったものたちが、姉の笑顔と一緒に映り込むことで、急速に現実感を帯びる。ああ、今日はボリュームたっぷりのベトナム料理に挑戦してみようか…ベトナム料理はなにがあるだろうか…と思わせる。

 親しい人とは不思議なものだ。自分は何百キロと離れていても、全く別の生活を生きていても、その人が伝えてくれる言葉だけで、まるで自分もその場そのときに生きているかのように感じられる。

 『夫婦になるということは、人生が2倍になることだ』と、誰かが言った。夫婦だけでなく、心を寄せられる友人や、兄弟姉妹、その関係に名を持たぬ様々な人々が、私の人生を何倍にも膨れさせていく。